カテゴリ:雑学



27日 3月 2015
今日は書院と数奇屋について 写真は数寄屋の代表的な建物 桂離宮 書院造りは室町時代に完成した住宅の様式の事。和風の住宅はある意味全て書院造の住宅といってもよく、強い影響を受けている。 床の間のある座敷は書院造りのイメージだが、厳密には武家住宅の建物全体の様式で、古民家全体にも広くその影響を及ぼしている。 書院造りの特徴は、 床の間 床柱...
20日 3月 2015
おはようございます。今日は東京で古民家鑑定士のインストラクター講習です。 重要文化財制度について写真は昨日訪れた川崎市日本民家園に移築されている国の重要文化財で合掌造りの江向(えむかい)家住宅。...
06日 3月 2015
今日は庭について。 庭は古民家にはかかせないものである。お客様をもてなすために座敷から眺めるための庭や、採光や通風を目的にした坪庭、更に風の通り道である土間も通り庭という名称が使われる。そもそも土間も古くはニワと呼ばれていた。...
27日 2月 2015
今日は玄関について。 お客様が初めて目にするのはその家の玄関であり、おもてなしの気持ちを表現する場所でもある。玄関は身分を示し古民家の形式により部材の組み合わせが異なる。農家住宅の場合は土間から出入りをするため玄関が設けられていない住まいも多い。...
21日 2月 2015
床の間の脇にしつらえられる付け書院は元々は手紙を書くための文机が形式化されたもので、地袋の上に付けられる障子は「明り障子」と呼ばれます。広縁に入り込む形で作られていることを考えれば、少しでも明るくするために日の光を求めた結果現在の形に落ち着いたのだではないでしょうか。...
13日 2月 2015
唐尺(とうじゃく)は、中国の唐で用いられていた寸法で、 後に朝鮮の高麗で用いられていた高麗尺とともに日本でも用いられていました。 7世紀後半に唐尺は伝わっており、既に高麗尺が使われていたため混乱が生じ、大宝律令では高麗尺を大尺、唐尺の大尺を小尺と定められました。...
06日 2月 2015
今回は武家屋敷です。 まずは屋敷という言葉から。 屋敷とは、本来の意味は家が建っている一区切りの土地と家屋を含めた名称ですが 土地が広く、立派な造りの家のことを指し示すことが一般的で邸宅ともいいます。 古民家においては武家の邸宅を武家屋敷、庄屋の邸宅を庄屋屋敷といいいます。...
30日 1月 2015
古民家の種類について 京町家などで有名な町家です。 町家(町屋)は街道沿いに建てられる間口が狭く、奥行きがある 「うなぎの寝床」とも呼ばれる裏まで通り抜けの通路が設けられた形式で、 間口が狭い理由として間口の大きさに応じて昔は税金がかけられていたのと、 街道に対し短冊形に敷地を取る区画整理の街づくりのために生まれました。...
23日 1月 2015
今回は古民家の種類について、今週は最も多く残っている農家住宅です。 農家住宅の特徴は田の字型の間取りです。田の字型とは「ニワ」と呼ばれる土間、「オモテ」と呼ばれる座敷、「ダイドコ」と呼ばれる台所と居間、「ナンド」と呼ばれる収納件寝室空間に分割され、四分割された中心に大黒柱が建てられる形式となります。...
16日 1月 2015
古民家のモジュールには畳の寸法が全て同じで、柱間の寸法を変化させる畳割りと、柱間の寸法を固定して畳のサイズを調整する柱割りがあります。現在の住宅は全国ほぼ柱割りが採用されていますが昔は地域により別れていました。 一般的に関西では畳割りが多く、柱割りは関東が多かったようです。...

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